日高屋ランチのエリート2017年02月09日

 平日の午前中とは言え、神田駅前の日高屋は相変わらずなかなかなものだった。

 身なりは普通の紳士なのだが、入って来るなりずっと低音で「うげぇ」と唸ってるおっさんや、店員が近くにいないのに席に着くなり「餃子ぁ」と怒鳴ったかと思うと暫くしてから「あとさっき言ったあれ」とか言ってる爺さんとか、どんな客の見本市だよと。しかも爺さん、パンパンになったハナマサのレジ袋が唯一の荷物で、スペック的にはどう見ても浮浪者。誰だよこんなの店に通した奴は(酷い言い方)。それにしても、皆さんエリートか。ちなみに中華店員、それに対し何の応対もなく餃子持ってきただけで笑う。

 そう言えば、つい最近週刊誌が「日高屋はど底辺の一人暮らしが不味い飯を喰うところ」なんてディスり記事載せてネットで炎上していたが、確かに変なエリートはいるが、そうまで言う程かいなとは思ったな。なんか前段と矛盾してるけど。

 一方でここ暫く日高屋メニューには数々のイノベーションが巻き起こっているらしく、野菜たっぷりタンメンやら海老味噌ラーメンといったメニューには、ラヲタ界隈の評価が密かに高まっているらしい(但しサンプル数1)。

 しかしそんな日高屋にあっても、チャーシューは相変わらずに不味い。あるいは微妙に旨くなっているにも関わらず私の曇った味覚がそれを感知できていないのだろうか。そうかも知れないが、取り敢えず不味い。頼むから油そばにはこのチューシュー入れないで欲しい。たまにここの油そば食べる事もあるので。

 まあそんな日高屋ランチにあって、取り敢えず生中を頼む私も、所謂エリートなのかも知れないが。 ゴンとテーブルに置かれるグラスを忌々しそうに睨むおっさん達(主観)を一瞥してゴクゴクといただくのだった。尤もこの店、午後の2階席なんか酎ハイ飲ってる爺さんばかりだけどな。

読書 (再読)三浦しをん「格闘する者に○」新潮文庫

三浦しをんのデビュー作で初出は2000年となっている。しかし今読んでも、しっかりと三浦しをんだった。随分久し振りの再読で、調べたら'06.9.24だった。


小隊司令部発

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