サイクリングロード2006年05月07日

 我が家の近くには「狭山・境緑道」という歩行者・自転車専用道がある。古い住民の多くは「水道道路」と称したりするが、その名の通り上水道管の埋め立て後に出来た道を整備したものだ。狭山湖と武蔵境の浄水場を結ぶサイクリングロードとして知られている。

 車道と交差する所には柵があり一度自転車を降りることを促してはいるが、その様にそこを通過する人はあまり見られない。問題は、柵の所には自転車の進行方向の矢印が描かれているが、矢印と一緒に示されるはずの自転車のピクトグラムが予算のためか一部にしか付いていないということか。人が左側を歩いているのはそのため…の訳はないだろう。ともかく、遊歩道でもあるので人も多くてたまにひやりとする場面に出会すこともある。

 運動のために自転車を買ったのでスポーツ走行を楽しむつもりであるが、とりあえず水道道路ではそれは難しい。車道の路肩を走るよりは安全かと考えていたのだがそうでもない。数年前には夜間に無灯火の自転車同士が正面衝突した死亡事故もあったらしい。クルマで言えば無謀運転だから同情の余地はあまりないのだが、そんなものに巻き込まれてはたまらない。

 「走れる自転車を買いました。さてどこを走ればよいでしょう?」という冗談は、実は現実にありがちだ。自転車が走るのに「最適」な道など見当たらない気がする。

 とりあえず自分なりに走りたい道を考えてみたりする。学生の頃に「スーパーカブでふらふらした辺り」までは走ってみようかと思っている。しかし最大の問題は良く晴れた休日の日中に数時間も一人でふらふらする位なら他にやることは沢山あるということだろうか。大抵の場合は娘達と公園に行くか庭の手入れをしている。

 当時の様に夜中に出る訳にもいかない。なにせ夜間は自転車に乗るのに適さない。たまたま早く起きた朝に遠出したのは良い気分だったが、いかんせん昼眠たくて…。慣れないことをするとこれである。


画像の方は5日に行った多摩湖。久々に間近で見る取水塔。

下の方に降りてみた。この画像だと見えないが奥に観覧車がある。

こちらは6日朝の多摩川。初・多摩サイ(多摩川サイクリングロード)でした。


小隊司令部発

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