adidas el moro2008年01月18日

 久しぶりに靴を買った。革靴と軍靴以外の靴、普段履きの靴を自分で選んで買うのは、下手をすると15年ぶり位かも知れない。そもそも前に何をいつ買ったかを覚えていない。やれやれ、これでは単なるお洒落度ゼロオヤジではないか。仕事着以外ゴルフウェアしかなくて「休日はいつもゴルフウェア」みたいな。

 もっとも、この靴もそういう意味では変わらない。スポーツ用アパレルには違いないから。と言っても一見すると普通のスニーカーにしか見えないのがミソではあるが。実はこれ自転車用シューズなのである。靴底には蓋があり、それを外すとSPD規格クリートの取り付け穴が現れる。そこで思い出したが、自転車用シューズなら1年前に買っていた。もっともあれは完全に専用品で、靴底は硬質プラだしクリートはSPD-SLででかいしおよそ普段履きには使えない物なので、「靴を買った」意識自体が薄かった。

 アディダスというブランドが取り分け好きという訳ではないのだが、色とデザインが気に入り、また価格も割合に手頃だったので決めた。ただ問題は、このメーカーは形状があまり日本人向きでないのだ。幅が狭く甲が低い。このEl moroは08年モデルからやや幅広となったそうだが、それでも甲はやはり低め。紐で程良く調整できるが、ストラップが寸足らずになるのは残念である。

 ところでこの靴は、今履いているニューバランスのスニーカーがかなりボロになってしまったので、その替わりとして買った。普段履きのスニーカーなんて1足あれば充分。一方で普段使いのJEDIはその内SPD仕様にするつもりでいたので、それならまとめて1足にできれば安上がりではないかという、みみっちい根性丸出しなんである。

  もっとも…、実はこのビンディングの規格に合うSPDペダルの方をまだ持っていないんだが。


読書 堀江敏幸「雪沼とその周辺」新潮文庫

マイペースにしっかり生きて人から愛される様な人は素敵だなとふと思ったり思わなかったり。


小隊司令部発

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