インナーワイヤー交換2008年10月29日

 RC20のセッティングで、ワイヤーのたわみがずっと気になっていた。

 ステムを2度交換している。RC20では身長170cmはミドルサイズの460で良かったはずだが、乗り方が悪いのか寸法の確認が甘かったのか、デフォルトの100mmから今は70mm。30mmも短くなると、シフトワイヤーはハンドルの前で窮屈な弧を描くことになる。フリクションも増しそうだが、アウターワイヤーを切るには一旦インナーワイヤーを抜かないとならないし、差し直すには端の処理が必要。もっとも購入後2年経過し5千km近く走っているのでそろそろインナーワイヤーは交換しても良い時期ではないかと考えていた。

 ということで、これを機にシフトとブレーキ計4本のインナーワイヤーを交換してしまうことにした。

 ついこの間のRD交換でリアのシフトワイヤーは交換されているのだが、4本とも揃えた方が良いだろうというのと、ワイヤーのセッティングを一からやる経験はしておいた方が良いだろうから、まとめて決行することにした。

 フロントのたわみの事もあるが、リアブレーキのワイヤーはとりあえず替えたかった。トップチューブ下を通るこのワイヤー、フレーム保護のためか半端なチューブで覆われているため水が溜まりやすく、チューブ内の部分だけ錆びているのだ。メンテが甘いと言われればそれまでだが、大して必要でもないのに面倒な部分というのは取り除きたい。

 購入したのはCLARK'Sのテフロンコートワイヤー。特に不評は目にしないのにデュラと較べて随分安い。4本替えても千円しない。とりあえず自分にはこれで充分だろう。

 タイコが両端にあるシマノ/カンパのコンパチだが、初めてバラす身としてはどちらがどちら用なのかパッケージに表記されておらず(わかる言語では)、バラすまで分からない。

 途中、抜いたワイヤーを間違えてまた通すというミスもあったが無事作業は終了。問題は、これからの乗りながらの調整の方なのである。


シフト用179円。ブレーキ用294円。

見較べてやっと黒いタイコの方がシマノ用だと分かる。

この角度では分かりづらかったか…。
↑調整前 ↓調整後

日が暮れている事しか分からん(笑)。

小隊司令部発

本欄はサイト内の各コンテンツの更新とは別に、概ね2〜5日毎に更新中。バックナンバーは「公文書」でもどうぞ。ブログ部分は「人気ブログランキング」に自転車カテゴリーで参加中。ワンクリックのご協力を。