PowerBookと言えば、私にとって愛すべき相棒だった。
最近の読者の方はご存じないだろうが、私はApple社の特にノート型マシンについてはかなりの愛情を注いできた。PowerBookに特化したApple社公認ユーザーグループに参加して、かつては不具合を改善したり、パーツの自作で偏愛を深めたりしていた。
拒絶したのはAplpleの方だと言えば言い過ぎか。単に保守パーツの市場供給(それとて公式ではなかったが)を中止しただけである。「だけ」? 違うな。正式サポートでのコストメニューすら提示しなくなってしまった。
ユーザーは、修理に出すまでその料金の全体像を全く掴めない。つい最近まで2段階あったノート型Macの修理料金は3年前に高額な方に一本化された。それがいつの間にか「アップルストア内での対応」という選択肢が増えていた。とは言え、今回もその対象ではなくサービス送りとなったのだが。
そう。また壊れたのである。つまり毎年、私はこのアップルストア銀座に通わされている訳だ。コミカルに激して書くのは、もう自分自身が白けてしまったのでやめることにした。
10日の朝、出社してメールチェックを終えると、バッテリー残量が足りない旨アラートが出てPowerBook G4がシャットダウンした。
昨夜うっかりACを繋がずに使ってしまったかと思い、ジャックを差すが状況変わらず。見るとACの通電表示が消えていた。
実は会社に置いてあるACはG3 iBook用なので容量が足りていない。通電切れは理由不明だが、これも機会かとサードパーティだが適応品を買った。
繋ぐとこれも通電表示が消えた。
かつてこの機種にはバッテリーの不具合があった。その記事を検索したが、しかし該当S/Nではなかった。
では単にバッテリー寿命か。昨日まで問題なく使えてはいたが、なにせ中古である。新品の純正品を購入した。
状況は変わらなかった。
つづく |
わざわざ購入したACアダプターとバッテリー。対応としては概ね正しかったと思うが、結果、ほぼ無駄な投資だった。どうしたもんだかよ。 |
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