暫く乗らず、例によってスラックスのハンガーと化していた旧車レオパード。土曜日午前中に整備をして、午後走ることにした。
エアは半分以上抜けていたし、チェーンの汚れも気になる。つい先日RC20のチェーン洗浄をしたばかりで道具が出しっ放しになっているのをこれ幸いと、そこから手を付けることにした。
まずはチェーン切りだが、最近のスポーツ車はピンを抜いて再び繋ぐときは専用のピンを用いるが、この当時の物は途中まで抜いて外し、またそのピンを締め直す。
いつも自分でやっているとは言え素人整備は素人整備。常に「これで良いのかな、これでもつのかな」とおっかなびっくりである。ママチャリ用のチェーン切りなんか使うからだという気もするが。
おっかなびっくりと言えば、走りに出た時に近所の道がちょっと怖かった。少し広めの二車線道路だが、街路樹がカリンで、大きな実がたわわに実り、路上にも沢山落ちているのだ。クルマでもハンドルを取られる。自転車ならあっさり落車するだろう。場所は新小金井街道を北上し、東久留米市内の下里二丁目交差点辺りから押出し橋のY字路までの1km程。以前からカリンの実落下を注意喚起する看板が気になっていたが、まさかこんなになるとは。
直径5〜10cmもある実を付ける木なんて車道沿いの街路樹に向いていないと思うがどうなんだ東久留米市!? と思ったが、件の看板に「東京都北多摩北部建設事務所」(多摩川CRと同じ)とあるので都の管轄だった。まあ新小金井街道は都道だから当然か。
抗議じゃないがどんな経緯で植えてるのかくらい訊いてみようと思ったところ、しっかり説明のプレートがあった。曰く「地元の要望により」。…。沿道の小学校の生徒が「愛護活動」しているそうだが、当然車道に落ちてる実を拾わせる訳にはいかない。あれはどうしてるんだろう。
地元の要望なんてそのまんま聞くもんじゃなかろうと思ってしまう。
表題がふざけ過ぎとご指摘の方、ごめんなさい。最後の画像のキャプションは「累々と横たわるカリンをよけて土を掘り起こすと、その下には何百というカリンの種が埋められていた!」にする予定でした。
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綺麗過ぎるチェーン
街路樹のシルエットが個性的
注意書きも個性的
植え込みも個性的な事態に
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