ゴミ回収有料化2019年03月31日

 今月に入ってからというもの、週末の度に片付けをしていた。綺麗にするとか整頓するというのとは大分違って、「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」に分類されるであろう物を片っ端からまとめていた。というのも我が市は4月からゴミ有料化となるのだ。今までその辺に転がっていても気にしていなかった物やバラせば粗大ゴミでなくなるから良いや位に思っていた物をかき集めたりバラしていた。

 一番多かったのがラティスフェンスの廃材。安物のラティス材は上塗り塗装をしても3年程度で駄目になる。子供たちが小さい頃はバーベキュー等していたので、廃材も燃料に良い位に思い取っていたのだが、いつの間にかそれも昔の話。そもそも実際には塗料が燃やすと臭いので殆ど使えなかったが。溜めた廃材は駐車場に積まれて、端の雨の当たる辺りは腐っていた。

 大物は母の部屋前のテラス。ラティスと同じアイリスオーヤマ製で、やはり駄目になる部分は駄目になっていた。これ、大き過ぎて市の粗大ゴミ扱いにすらならない。業者呼べレベルなのだ。自力で50cm以下の端材にバラすしかない。これらをバラすためだけにBOSCH製の電動ノコを買った。そっちの方がコスト高くないか?(苦笑)

 柄がアルミのホウキやハンガーラックにはディスクグラインダーの出番となる。大型ゴミには中途半端だし、バラすなら不燃ゴミだからいま出さないとならない。これも消耗の早いディスク代を考えると…。

 その他、色んな物をかき集めたのだが、途中からゴミなのか思い出の品なのか分からなくなっていた。ただ、少しずつ人の減っていく広い家の中に残り続ける身としては、どちらの物であれ、埋もれて生きていたくはないという気持ちもあった。

 ドラマや漫画のワンシーンで、実家の整理をしていると母親が取っておいた幼い頃の思い出の品を発掘するなんていうのがあるが、量が膨大ならそれもままならんだろう。それに大体、見つけたあとどうするかまでは描かれていなかったりする。

 「それを見る人がいなくなった物は取って置いても仕方がない」。父と祖父母を送った後に、建て替えで荷物を整理しながら母の言っていた言葉だが、実際には亡父が若い頃に撮りためた写真や組み掛けの模型なんて物までうちの納戸には仕舞い込まれたままになっている。

 それに手を付けるのは…と考え掛けたが、まあどうせゴミ回収有料化までには間に合うまい。放っておこう。

小隊司令部発

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