■食い物の旅
「サムゲタンを食ってゆっくり過ごす」というのがボスの掲げた今回の社員旅行の主旨であり、無理矢理観光名所を回ったりはしなかった。私にとっては初の韓国であり、旅行に興味がないと言ってもそれなりに楽しんで来られた気はする。もっとも話のネタにと行ったアカスリは、ガイドが言う「天国に行く様な気持ち良さ」には程遠いもので無駄遣いだったが。
とにかく夜は屋台ということで11時過ぎに数人で探していると男に日本語で話し掛けられた。自分たちの探している屋台は区画整理のため今はないのだと言われる。案の定「遊びはどうか?」と来たがそういう集まりではないのだと断る。それでも代わりの屋台に案内してくれ、そこはそう悪い所でもなかったのであるいはまともな"夜のガイド"だったのかも知れない。タコやら肉やらウナギの類やらをバチバチハサミで切りながら焼く。ビールはOBというのはマシだが他の物はライトビールみたいにスカスカだった。しかしJINROは日本とは物が違ってストロワヤの様な甘さがあって旨かった。
ところで「ボンシンタン(犬肉鍋)が食べられる店」情報は現地では得られなかった。いつぞやの騒ぎ以来、条例か何かで観光客に出してはいけないことになっていた様だ。食に頓着のない私であるが欧米主体の食文化干渉には抵抗を感じ、そういう意味合いでは食ってみたかった。いや嘘です。食べられなくて良かったかも。ちなみにうちのボスはロッテデパートの地下で売っていないかわざわざ訊ねて店員から露骨で大袈裟な否定をされていた。
■南大門市場
細かい土産物はここで買えば良いと考えて最後の自由行動で行ったのだが、期待外れだった。日曜だったので大きな店は閉まっていたということもあるかも知れない。日本でも露天で物を買うことなど希なのだから溶け込める訳もない。話題のブランド紛い物もあったが興味はなく素通り。価格も何やら全般に高い。レートは長いこと円×10だったのが今は×8になっていることもあり、安い物が一杯という印象はない。観光客向けの店が高めというのは韓国でも同じということか。ロッテでW7000のチョコが南大門でW8000というケースもあった。
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どこにでもあるスタバ。
これにご飯とアサリのスープ。
骨付きカルビ。
ファミマもありまして。 ウオツカレモンが「KGB」だと。
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