特効薬はナシ2006年03月29日

 先週金曜は翌朝の帰宅。仕事関係で三軒茶屋で呑んだ後に転戦して例によってG街を徘徊。途中、幻影城が閉まっているのを見て初めて「もうそんな時間か」と驚いた次第。

 BPM(プラスチックモデル)に顔を出すと当然驚かれる。いつもは開店時間直後の客である。ここに寄ると帰る時はなぜか大抵気分が良くなっている。これだけバー通いをすれば、諸々の組み合わせによってあまり芳しくない気持ちで店を出ることもあるが、ここでは最近それがなく、つい寄ってしまう。

 ともかく朝。何か家人に文句を言われた気がするのだが、全然覚えていない。皆がスイミングスクールに出掛けたのを自転車で追いかけた。着くなり妻に「酒臭い」と厭な顔をされる。起きない上に寝ぼけた私に追い払われて娘が落ち込んでいたのだと聞き、機嫌を取ろうとするが、その時はもうケロリとしていた。

 少しでも酒が抜けるかと思い帰路遠回りして走る。ただ走るのではなく、出せるだけのスピードを出す。好天であったり、新しい道路が開通したりで近所の道は混んでいたが、自転車には関係ない。

 帰宅後は例によって庭をいじる。梅はあらかた散り、枝垂れ梅も風が吹くと雨を降らすように花弁を散らす。辛夷はまだ4分咲き。花も気になるが、芝生も気になる。やっと芽が出始めたところで、このタイミングで目土を掛けてやらないとならない。

 翌日、妻と娘達が都心に出掛けた留守に、芝の目土撒きと花壇の囲い直しをする。花壇は本来は母の領域なのだが、薄い煉瓦の敷居だったので芝が潜って花壇にまで拡がってしまっていた。掘り起こしてブロックを10cm以上埋める。

 1平方m程芝を剥がすと、表面からは分からないドクダミや蔓草の根が芝の間を縫って走っていた。これでは手で抜くなんて無理だろう。手入れを怠っていた部分なので自業自得ではあるが。

 特効薬でもあればというのは物ぐさの言い訳で、自分でなんとかしなければならないのは分かっているのだが。
 
庭
花壇。
芝
泥を払った芝。余計な根が…。

小隊司令部発

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