薄暗闇で冷やし中華らしき物を2019年08月11日

 こちらの店は、街中華と言うより夜の宴席需要寄りという建て構え。少し古びているし、高級感溢れる感じではないものの、ちょっと高そうな印象がある。アイドルタイムは閉まっているが、ランチも集中的に賑わっている感じでもなかった。

 ある日前を通り掛かって「冷やし中華」のPOPが店頭にある事に気がつく。そうか、去年の“夏の事務所近隣冷やし中華巡り”も、まだ漏らしている店があったかと。

 間もなく2時だったため先客不在。照明も心なしか暗い。まず入口のカウンターでお母さんに注文するシステムで、古式ゆかしい厚紙の食券のもぎり半券を渡される。

 注文は当然冷やし中華だが、POPにはゴマたれとあったので、念のため醤油はないか確認するもゴマたれのみだった。頼むと料金がPOPより安い気がしたが取り敢えず半券を受け取りテーブル席に着席。思い立ってビールを追加注文。厨房は2階らしく、オーダーをマイクに復唱し、暫くするとエレベーターで降りてくる。半券の表示が「冷しそば」となっていたので不安に思っていたが、多分、冷やし中華が到着した(確証無し)。

 麺を囲む様にキュウリ、中央に錦糸玉子。その上に盛り付けられた肉が意外とたっぷりで、豚と鶏の2種。ゴマだれはよくある甘い奴かと思っていたら、これが甘くない。ただ、ゴマの風味を楽しむとかいう濃度はなくて、正直薄い。麺はしっかり水切りされているので、それで薄まってる訳でもなさそうなので、元々薄味なのだろう…。

 後客1名が滑り込んで2時。外の立て看を取り込むお母さんではあるが、入口カウンター周りの照明も落としてしまう。

 「まだ、おっさんが食べてるでしょおがぁ!」と心の中で田中邦衛の物真似をしてみるのだった。

ファサードがそもそも薄暗い龍水楼。


冷やし中華(のはず) 850円(だっけ?)とビール 630円


龍水楼北京料理 / 小川町駅淡路町駅新御茶ノ水駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

小隊司令部発

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