ACOR Friz-Bee2008年02月12日

 しばらく気になっていたパーツがある。ディレーラーのプーリーである。数社から出ているが、エイカー製には例によってグリーンがある。すぐに購入しなかったのは、今までに買ったバルブキャップやボトル類とは異なり、これは性能に大きく影響するパーツだからである。そもそも初めはBMXのドレスアップパーツかと思っていた位だが、しばらく気にしているとロード専門店でも扱っているのに気付いた。

 少し顔馴染みになってきたお茶の水某店で、どの程度有効なのかを訊いてみた。ちなみに愛車ルイガノRC20のリアディレーラーはアルテグラである。RDには上(ガイド)下(テンション)2つのプーリーがある。105では両方、アルテグラでも上は樹脂の軸受けだから、ボールベアリング仕様に換えるのは性能アップにもなるし、そもそも趣味の物だからそれほど気にせず使ってみても良いんじゃないですかと言われた。それに、実際レースで使っている人もいるという。つまり、週末ライダーが気にするほどの事もないよなと思い直す。

 ちなみに、取り外した純正は、上の「セラミック軸受」は明らかに鈍かったが、下の「シールドベアリング」は純正の方がスムーズで、エイカーのはややゴリゴリした感触がした。

 手にした時から歯の部分に粗いエッヂが立っているのが気になったが、これは杞憂に終わらなかった。組み上げて手で回すと、アウター×ローだとチェーンに乗り上げるのだ。いくら調整しても駄目。色々考えた末に純正同様の“歯”をヤスリで立てる事にした。これにてあっさりクリア。つまりこのパーツ、ポン付けではないという事だ。半丸棒ヤスリで11Tの歯に1本1本角度を付けるのが一般人の嗜みとも思えんが、他の方は無事に使用できているのだろうか。




ACOR Friz-Bee 1,428円(税込) 左がアルテグラの純正で、上はセラミックのソリッドで下はボールベアリング。

付属のブッシングには「シマノ10速」用の表記はないが、「シマノ8・9速」用を使用するので捨てない様に。

手作業で歯を付けたプーリー。結構柔らかいアルミだったが…こんなものか?
RC20の記録
久しぶりのCWSへ。ルイガノのカタログを入手するも結局何も買わなかった。申し訳ない>S根さん 帰路、道が意外にドライだったので予定外に走り回る。吉祥寺〜狛江〜稲城大橋 
走行時間82.16min/走行距離32.80km/平均速度23.8/最高速度エラー/総走行距離2607.4km

小隊司令部発

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