千代田区クルージング2008年02月23日

 打ち合わせで都内某所に向かう。地下鉄だと、だいぶ歩く乗り換えを伴い、おそらく20分掛かる。晴れているし時間も大差なさそうなので、パチダホンで行くことにした。

 難関は通勤帰路同様に九段坂の上り。…のはずが、あっさりと上り切ってしまう。いつもはなぜ苦しいのだろうかと考えたら、クルマと同じ速度で上ろうとするからではないかと思い当たる。今回はパチなのでさすがに歩道を走らせて貰った。

 正確には、直前まで車道を走っていたのだが、しつこくクラクションを鳴らして幅寄せしてくるクルマがいたのでこれを避けた。大宮ナンバーで薄汚れた白の旧いマーク2の類に神田の金融業者みたいなヒゲを生やした若造が2人。睨むので睨み返したらまたクラクション。ボディに蹴りを入れても逃げ切れる運動性能がないので(冗談デスヨ)こちらから引き下がった。いつもの格好でも、パチダホンに乗っているだけで嘗められるのだろうか。チッ。

 打ち合わせ相手は自転車仲間でもあるので(というかちぇすさんだが)、打ち合わせも早々に軽く自転車談義。まだまだ寒くて防寒は必要だという話の中で、彼は「でももう暖かくなるので、新しいグローブを買うのは今年はやめておきました」と言う。先日のみぞれで指が痺れ、すっかりグローブも買うつもりになっていた私だが、それを聞いて思い留まることにした。何せ5千円超の出費である。妻にも「何でもお金を使う方に考えないで」とよく言われる。そのくせバスタブは業者も呼ばずに素人工事というのは矛盾しているが。関係ないか。

 帰路は代官町通りを竹橋に抜けた。クルマでは何度か通ったことはあるが、歩道がクランク状に首都高の上を渡ったりしており意外に面白いということを知る。クルマでは下りカーブの連続のため気がつかなかった。

 ま、地下鉄でなくて良かったな、トータルでは。ちなみに所要時間は15分だった。


読書 森 博嗣「工作少年の日々」集英社文庫

スポーツカーの並ぶ自設計のガレージと、ミニSLの走る庭。自分の船で釣った魚を料理して喰うより憧れるが、まあそんな生活ができれば良いね。


小隊司令部発

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