高田馬場と、娘の友達のお母さん2009年01月30日

 いつも買い漏らしそうになる雑誌を買っていないことを思い出し、帰路、乗換駅の高田馬場で降りる。

 ところが駅前に本屋と思しき店が見当たらない。学生街が近いんじゃないのか? というかターミナル駅に本屋がない文化ってどうなんだ? それとも私が余程方向音痴で、実は目の前にあるのか?

 失意のまま酒場を目指すかと思えど(なぜ?)時間が早くて知っている店はどこもまだ開いていない。仕方がないので目に止まったhubに寄る。これがまた失敗。hubと言えば歌舞伎町辺りでしか入ったことはなく、後は系列の82の客層のイメージがあって、ここが学生街に近いことを忘れていた。作りがイングリッシュパブなだけで客層は居酒屋である。CODだがカウンターには行列が出来、サワーのジョッキが並んでいるのである。何なんだよ。仕方がないのでギネスをハーフパイントだけ呑んで店を出ることにした。

 ところで、目の前に並んだのが自分と近い背丈のボリュームのあるブロンドの女の子。でもチラと見ると幼い顔立ち。まるでディズニーチャンネルのホームコメディに出てくる女の子みたい。というか、自分より娘に近い歳なんだなと思ったり。

 結局雑誌は地元で買うことにした。駅前の、スーパーの2階にある大型書店を目指す。ちょっと早い時間なので知り合いにでも会ったら厭だなと思っていたが、これがまあ、会うわ会うわ。ただ、いずれも働く主婦なんである。でなければ早いと言っても私の帰宅するような時間に外にはいない。娘の学童クラブ時代の同級生のお母さんや市の父母会役員だった人。要するに一緒に働いた人。そのせいか「ちょっと見掛けたことのある○○ちゃんのお父さん」という感じではなく、お母さん仲間の様に手を振ってくる。さすがに私まで手を振り返すわけではないが。

 平日の私の容姿をご存じの方は想像してみて欲しい。ちょっと笑える絵面ではないだろうか。

訂正)記事アップの翌朝、早速「駅前にあった様な」とご指摘があり調べると、BIGBOX真正面のビル3フロアが大型書店だった。漫画本屋と思ってました。失礼しました(苦笑)。


読書 三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」文春文庫

生真面目と変態風2人の男という設定が“それらし過ぎ”て、特に行天のリアリティのなさ具合が厭だなと感じたが、まあそれはともかくこれは結構悪くない。直木賞受賞作だが文庫化遅い気も。


小隊司令部発

本欄はサイト内の各コンテンツの更新とは別に、概ね2〜5日毎に更新中。バックナンバーは「公文書」でもどうぞ。ブログ部分は「人気ブログランキング」に自転車カテゴリーで参加中。ワンクリックのご協力を。