先日の江戸サイ柴又ポタの帰路、実は儀助さんにくっついて日本橋にある「CAFE
cane nero (カフェ・カーネネーロ)」に寄る予定だった。しかし残念ながら日曜は営業時間が短く閉店後の到着となってしまったのだった。
日本橋は得意先に近いので、打ち合わせの帰りに寄ることにした。蛎殻町は築地辺りに似た低層ビルに一般の住宅が混在する街並み。間口の狭いカフェはその存在を知らなければなかなか見つけにくい。通り2、3本を彷徨い、やっとこの辺りだったはずとやっと見当が付くと、果たしてバイクタワーに掛けられた高級ロードバイクの後端が看板代わりにビルの影から覗いていた。
1階にキッチンカウンターがあるが、客席は2階となっておりすぐに案内される。店内はいかにもコアな自転車グッズで彩られており、私の様にロードレースの知識がない者には勿体ない気がする。
そんな私でも強く関心を引かれたのは、階段を上がってすぐの所に置かれた2台のロードバイク。マニア的にはタワーに掛かった「三連勝」の方に引かれるべき所だろうが、私は床に停められた極小サイズのロードバイクが気になる。どう見ても児童車サイズなのだが、完全にロードバイクなのだ。店主にこれは子供用にフルオーダーした物ですかと伺うと、イタリアのオークションで落とした物で、本来子供用の物を弄ってご自分で乗っているのだとか。コンポは9速SOLA/2200系(STIとカセットは8速)でブレーキは黒い105なので最近手を入れた物なのだろう。
翌日、記事を書くため検索すると、店主の方のブログがあり、そこに概ね詳しく書かれていた。柴又の時と同様順序が逆である。昔、週刊誌の仕出し仕事で担当をしていた歴史漫画の大家が「現地取材というのは事前に資料で調べ尽くしたことを検証しに行く場だ」とおっしゃっていたが、今の私は間違いなく叱責ものである。
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パチダホンがミスマッチな店頭(笑)。蛎殻町の五叉路近く新大橋通り沿いミニストップの2本裏にある。
マリア・ローザ号 魚眼で撮った絵面ではない。
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ageda di skaory
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