ナポリタン多量摂取2011年03月05日

 たまに、ナポリタンを無性に食べたくなる事がある。たまじゃないだろうって? しかし家ではなかなかこのリクエストに応えては貰えない。一つには、皆元々が特にナポリタン好きでもないため。そしてもう一つには、子供達が、同じスパゲッティならナポよりミートソースの方が好きだというためである。特にこのところ土曜の夜はモエギのリクエストでほぼ決まってミートソースなので、昼にナポリタンを作るということは有り得ないのである。

 ところがある週の金曜日に「明日の昼はお好きにどうぞ。みんな出掛けてるから」と、妻に言われた。「そうだ、ナポリタン作ろう」と思い立ったのはその時である。

 ところがいざ取り掛かると、まず食材が見つからない。タマネギは? ベーコンないのかよ。そのくせ適当に調理を始めてしまうものだから、途中でバターが切れているのに気付いたり、コーン缶は用意したけど缶切りが見当たらなかったり。茹で上げた麺はむしろ少し置いておくのがナポリタンの場合良いのだが、具材を炒め始めてからもそんなことをしているものだから、タマネギは焦げるしハムはくっついたまま炒まってしまう。

 おやつも晩酌のアテもナポにしようなぞと考えたものだから、出来上がったナポは、フライパンをこんもり占拠してしまった。ところが食べてる内に訪れるナポリタン・ハイ。とうとう200gを完食してしまう。

 もうしばらくナポリタンはいらんなと言う舌の乾かぬうちに、「デカ盛ナポリタン 東京スパゲッチ」なる店を発見してふらりと入る。これが最小300g(それ以下はレディとかミニと称される)で最大900gという具合。初見は、とりあえず不味かった場合のことも考え最小サイズを頼む。これがなかなかに旨く、食べながら次はハンバーグを乗せるかとか、一つ上の450gで良かったななどと考え始める始末である。

 早く、週末は半日自転車で走るサイクルに戻さないと、まずいことになる気がする。

→「デカ盛ナポリタン 東京スパゲッチ」


鍋の中をぐるぐる巡る200g。


ぐずぐずながら旨そうじゃないか!(そうか?)コーン好きなんだよね。


王道ナポリタン(300g)580円。600gまでは同額。一見少なく見えるのは麺が太いからである。

激しく馬鹿馬鹿しく、しかし情報の整理された食べ方指南は完全に手慣れた企業掛かりモノ。後で調べたら三光マーケティングフーズだった(居酒屋「東方見聞録」とか「金の蔵」の会社)。


ちなみにこれは久しぶりの桃乳舎。大盛りで+30円のスパゲティは480円。チーズは削って掛けてたんだと初めて知る。

小隊司令部発

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