オトコのモノ2011年03月17日

 職場にあった資料のグッズ雑誌を手に取る。お決まりのオトコのこだわりグッズみたいな物が多いが、有名映画をモチーフにした物は“こだわり”になるのだろうか。例えばワルサーPPK系にはやたらと007云々と付加されるが、そういうのを買う人にとってPPKって“こだわり”なのか? まあいいや、自分の専門分野だから気になるだけだろう。

 逆に専門外という括りはおかしいが、電動シェーバーにはとんと縁がない。格好良い製品も多いのだが、学生の頃父親のを借りたことがある程度で、自分用を持ったことはない。私は専ら風呂場でカミソリ派である。

 そのカミソリに近年電気仕掛けが導入されて、微振動で綺麗に剃る仕組みになっていたりする。しかしまあ、よくよく見てみると、複数刃化の弊害の目詰まり防止である様な気がしてならない。カミソリは、少ない付加価値を追い求めた結果、今日の5枚に至ったと言えるが(実用上2枚刃で充分に思う)、その結果刃は薄くこぼれやすく、目詰まりしやすくなっている様に思う。

 試供品を暫く使った。幅があって鼻の下などが剃りにくかった他は快調だったが、そろそろ刃を替える位のタイミングになると、触れてもいないのに作動していることがあった。お湯に浸して使っていた訳でもないのに電池が浸水していたのだ。危ないなぁ。


私にとってはこだわりの逸品(の一つ)。不調だったのを最近調整したマルゼンPPK/S(3代目)。

パッキンに問題があるのか? ジレットフュージョン。

 男性専用と言えば男性用下着。当たり前か。随分前に男性用トランクスを女性が穿くというのが流行ったが、実際に見たことはない。

 H嬢の知人ケイ嬢の店では男性用高級輸入下着を扱っており、最近オリジナルブランドを立ち上げた。ひょんな事からTバックを1着いただいた。日頃ビキニブリーフを着用していたりするので、トランクス派より違和感はないと考えていた。
タイトに包まれる感覚に慣れている身としては、前はともかく後ろが不思議な感じであるが悪くない。

 他人様にそうそうお見せする機会がない点では、他のこだわりの逸品と同様か。

 Made in Tokyoのアンダーウェア TOKYO BOYZ


電動ガン強化パーツの様な(?)高級感溢れるパッケージ。

中身は、Tバックのショーツ。

背面はこの様に透けているが、前面はさすがに二重。

読書 角田光代「八日目の蝉」中公文庫

近日映画公開ということで二の足を踏んでいた(笑)。近年の角田光代の「母と私」パターンかと思えばそれとも違う。誘拐犯とその女に育てられた私は、時系列でも物理的にも勿論血縁でも別れていて、だからこそ母娘の本質を考えるのに適した配役なのだろう。


読書 大道珠貴「東京居酒屋探訪」講談社文庫(読み掛け再読を読み掛け)

読み掛けで会社に放っていたので、他に読む本がなく手にしてみる。…駄目だ。小説は幾つか読んだが、この人のエッセイは読めない。ある種笑っている文章と言える。愚痴や内省が全然エンターテイナーでない。すみません。どこかに埋めときます。

勿論、思うことは色々あるが、いつも通りの栴檀林で行く。宜しく。


小隊司令部発

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