3年前の恋愛バトン2009年04月23日

 本欄用の文章を打ち始めて、これは以前に書いたことがあるのではないかと思うことがある。

 サイトにはgoogle検索窓を付けており、html版のバックナンバー「公文書」はこれですぐ検索できる。オフラインの場合はDreamweaverでローカルサイト検索をする。本来の使い方ではないが意外に速くて便利ではある。

 4、5年前に書いたことなど大抵忘れているのだが、自分の書いた物にも関わらず、「これは意外と面白い」などと感心することがあり、我ながら可笑しく思う。

 ただ、面白い位なら良いのだが、それが事実だったか思い出せないなんていうのは困ったものである。「'05.1.31 随筆 猫舌」は、自分で読んでいてこんなことしたかなぁなどと思い出せない。まあ以前にも書いた通り「随筆」というからにはあくまで書き物であり、文中の「私」は私であって私でないという内田百けんの理屈に準えているのではあるが、自分の行動自体を思い出せないなんて困ったものである。

 調べ事をしていて、ネット検索で自分の書いた物に行き当たったりすると、とても不思議な感じがする。前段のケースでなくても、私は自分で自分の書いた物を読み返すことがあるのだが、読みながら、しかし他人はこんなところを今さら読まないよなぁと思う。ましてやブログでは読まないんじゃないか。自分自身、やりとりし始めの人のサイトは古いところから読んだりするが、ブログで、それも日記的な内容の物はまあまず読まない。

 先日某所の店長S嬢(隠す意味ないな)が自分のSNSの日記を読み返し、3年前の恋愛バトンを引っ張り出して自分でやっていた。「若いね。恥ずかしいね」とか。3年前の方を覗くのは少し悪趣味かと思い見てはいないのだが、しかし彼女の歳なら3年は長いかもしれない。私の歳では3年前に書いていることなんか、今とほとんど変わらない。

 書いた事を忘れて同じ事を書いているだけかも知れないが。


小隊司令部発

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